有限会社長谷川加工所様

導入事例/ソフトウェア

hyperMILL / hyperCAD-S

hyperMILL VIRTUAL Machining Center

事業内容

5軸マシニングセンタ、大型旋盤などを使い、お客様の思いを形にする機械加工のサービス業。

対象工作機械

hyperMILL導入のきっかけについて教えて下さい。

同時5軸加工機の導入にあたり、最適なCAMを導入したいという目的で選定しました。他社のCAMを導入中ではありましたが、同時5軸加工の分野でhyperMILLが世界トップクラスの実績を持っていることは把握していましたので、同時5軸をやるならhyperMILLというイメージを持って検討していきました。また、中途入社してきた社員が前職でhyperMILLを利用していたことが導入を後押ししました。

hyperMILL導入前の課題、実現したかった事を教えて下さい

今後、加工の自動化や機械の無人運転を実現していくためにパレットチェンジャーを搭載した同時5軸加工機を導入しました。同時5軸の加工プログラム作成に不慣れであったため、同時5軸の立ち上げをスムーズに行い、無人運転に向けてCAM上で干渉チェックを完結させる運用を目指しました。

導入後の活用状況、効果を教えて下さい

導入して間もなく同時5軸加工ができるようになり、改めてhyperMILLでの5軸プログラミング力の高さを感じています。また、従来は工具を突き出した状態で割出3軸で加工していたワークに対し、突き出しの短い工具で同時5軸で加工品質の向上。

hyperMILL VIRTUAL Machining Center を導入しようと考えた理由やきっかけがあれば教えて下さい。

先ほどもお話しましたが、将来的に同時5軸加工機の無人運転を狙っています。実現するためには、加工前に加工プログラムの安全性を検証しておく必要があり、CAMのシミュレーションと実際の機械の動作に差異があると損害が発生してしまう可能性があります。シミュレーションの精度が生命線と考えていたため、NCデータによる干渉チェックが可能なhyperMILL VIRTUAL Machining Centerの導入を検討しました。

hyperMILL VIRTUAL Machining Center を実際にご使用されていて役に立っている点や、おすすめしたい点を教えて下さい。

hyperMILL VIRTUAL Machining Center ではNCデータをもとに干渉チェックを行なえるため、干渉が無かったNCデータに対して安心感を持って同時5軸加工に取り組めているのを感じています。また、ドライランをすることなく機械を動かせているため、効率的に機械を運用できていると思っています。

今後の活用、展望について教えて下さい

今後、365日営業を実現し、売上を3倍にしていきたいという目標を持っています。そのためには、同時5軸加工を武器にしながら新たな市場を開拓しつつ、機械の無人運転を実現し、従業員を増やしていくことが必要不可欠と考えています。hyperMILLとhyperMILL VIRTUAL Machining Center が担う役割は大きいと思っていますので、更なる活用を図れるように、アルビテクノロジー様にも引き続きご支援いただければと思っています。

最後に、hyperMILLを検討中の方にひと言お願いします。

同時5軸加工というと”難しい”や”大変そう”というイメージを持たれている方が多いのではないかと思います。当社も実際に挑戦する前はそうした先入観を持っていました。しかし、実際にトライしてみて、hyperMILLを使うと同時5軸加工も思っていた以上に簡単に取り組めて、ハードルは案外高くなかったと感じています。これから同時5軸加工への挑戦を考えていらっしゃっていて、CAMの選定で迷われている方はhyperMILLを一度ご検討いただくのはいかがでしょうか。

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機械加工で50年。私たちは常に時代の先を見ながら製作に取り組んできました。汎用機×職人の時代には、早くからNC機械（コンピュータ制御で動く機械）を導入しました。また5軸加工機が展示会に出始めたころにも、速やかに5軸加工機を導入しました。そして今は自動化・無人化による超効率生産が時代の課題となっています。そこで私たちは5軸加工機×12面パレットチェンジャーシステムの導入を決断しました。これらの行いは全て「お客様の厳しい要求に応えたい」この一心で取り組んでいます。お客様の厳しい要求「高品質・短納期・低価格」これらを実現するためには、技術力とテクノロジーを掛け合わせた究極の効率化が必要不可欠です。「お客様の厳しい要求に応えたい」これは創業から現在に至るまで絶え間なく受け継がれてきた私たちの思いです。私たちはこれからも「お客様が信頼できる会社」を事業の最重要指標として取り組んで参ります。